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“うだつ”がある街並みに海野格子!海野宿を紹介します(街並み編)

どうもみなさまこんばんは^^
さてさて、今回の更新より6月に入りますが、本日は前回の続きになります。

前回は、海野宿≪歴史編≫ということで、海野宿の成り立ちや北国街道の概要などを中心に紹介して来ましたが、第2回目の今回は海野宿≪街並み編≫です!
美しい街並みが続く海野宿の様子を写真などを織り交ぜながら紹介していきたいと思いますので、よろしくお願いします(^^)v


美しい宿場の面影が残る海野宿


海野宿は、前回の海野宿≪歴史編≫でも紹介したとおり、江戸時代の頃には北国街道の宿場町として大変な賑わいを見せていたと言われています。

明治の時代になると、次第に宿場町としての機能は薄れ、産業の中心は養蚕業へとシフトしていくワケですが、当時の面影を残す美しい街並みは今でも健在です!


宿場の入口にある白鳥神社の脇を抜けて、国の重要伝統的建造物群保存地区にも指定されている街並みに一度足を踏み入れると、まるで江戸時代にタイムスリップしたかのような情緒ある光景が目の前に広がります。


歴史ある建物の造りと春の空

“うだつ”のある街並み


電線や電柱のない開放的な空と、街道の真ん中を流れる水路がとても良い感じですね(^^)v


歴史ある街並みを散策するだけでも楽しい海野宿


風情ある歴史的な街並みを、ただぶらぶらと歩いているだけでも十分に楽しめる海野宿。

...ですが、街道の至る所には海野宿ならではの特色ある風景が隠されていたりしますので、今回はそれを中心に紹介していくこととしましょう(^^♪


【“うだつ”のある街並み】

海野宿にある“うだつ”

海野宿の街並みの大きな特色の1つと言えば、まずはこちらの“うだつ”です!
街道沿いに建ち並ぶ建物の随所に“うだつ”のある光景を見受けることが出来ますが、国内では海野宿のほか、徳島県にある脇町なんかも“うだつ”がある街並みとして有名ですね(^^

“うだつ”は、もとは隣の家から火事が燃え移ることを防いだ防火壁的な役割が大きかったと言われています。
ですが、時代を下る毎に次第に建物の装飾的な意味合いが強くなり、裕福な商家などがこぞって立派な“うだつ”を上げるようになりました。

この“うだつ”を上げるのにそれなりの出費を必要とすることから、現在でも用いられる“うだつが上がらない”という慣用句は、「(社会的な)立場や地位が向上しない」、「生活や境遇に恵まれない」などを表す語源になったとも言われています。


【海野格子】

建物の2階部分に見られる海野格子

そしてもう1つ、海野宿の中で特徴的な部分と言えば、建物の2階部分に見られる海野格子です。
こちらの海野格子は、1階部分の格子戸のほとんどが明治以降に取り付けられたものであるのに対し、多くは江戸時代のもの。

長短2本ずつ規則的に交互に組まれた独特の格子模様が大変美しいですね(^^)v


歴史ある街並みと共に人々の生活感が根付く海野宿


ここまで、海野宿の見どころについて2つほど紹介して来ましたが、もう1つ海野宿をのんびり散策してみると気が付くのが、宿場の街並みに息づく人々の生活感です。

街道沿いの建物の中には、もちろんいくつかは観光施設として活用されている建物もありますが、過度に“観光地化”されることなく自然な街並みが保たれています


...通り沿いにある建物のいくつかを興味深く観察していると、書道教室が開かれていたり、中には英語教室を行っている建物なんかも(゜o゜)


北国街道「海野宿」

“まるや”


街並みのどこを切り取っても風情ある光景が続く海野宿。

さて、海野宿編3部作最終回となる次回は、いよいよ海野宿にある観光施設などを紹介していきますので、また次回もよろしくお願いします!


ではでは~(^^♪

≪海野宿 基本情報≫

 所在地:長野県東御市本海野

 交通アクセス 【電車】 しなの鉄道田中駅より徒歩約30分
          【車】   上信越道東部湯の丸ICより県道81号線/国道18号線など約4㎞

 直近取材日:2015/4/18




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北国街道の情緒ある街並みが残る宿場町!海野宿を紹介します(歴史編)

どうもみなさまこんばんは^^
さてさて、すでにご案内させていただいたとおり、小諸の街中にある観光スポットの紹介は前回で無事に終了となりました!

今回からは、がらりと場所を変えて、また新たな観光スポットについて紹介していきたいと思うのですが、引き続き春のしなの鉄道お花見散策旅行記で立ち寄った観光スポットの中からの紹介となります。
懐古園に引き続き、今日から3部構成で小諸市のお隣、東御市にある海野宿について紹介していきますので、よろしくお願いします(^^♪


美しい宿場の面影が残る海野宿


海野宿は、長野県東御市本海野にある北国街道宿場町です。

江戸時代の寛政2年(1625年)に開設され、当初は隣接していた田中宿と合宿でしたが、寛保2年(1742年)に発生した千曲川の大洪水で田中宿が被害を受けると、海野宿に本陣が置かれるようになり、以後本宿となりました。

約六町(=約650m)の街並みの間に、往時は本陣1軒脇本陣2軒、その他問屋旅籠屋が軒を連ね、宿場町として大変な賑わいを見せていたそうですが、明治以降に宿場の機能がその役目を終えると、海野宿は養蚕の街として発展しました。

現在でもその宿場の美しい街並みが残ることから、昭和61年(1986年)には海野宿が置かれていた北国街道が「日本の道100選」に選ばれると、翌年の昭和62年(1987年)には、海野宿が国の重要伝統的建造物群保存地区として選定されました。



【What's北国街道?】

江戸時代に整備された脇街道
中山道の追分宿より分かれ、北陸道の直江津までを結んでいた。

五街道に次ぐ脇街道という位置付けながら、佐渡から江戸へを運ぶ道として大変重要な役割を果たした街道である。
現在の国道18号線にほぼ相当し、長野にある善光寺へと至る参拝の路としても用いられていた為、またの名を善光寺街道とも。



...と、ここまで海野宿の歴史や北国街道の概要について紹介して来ましたが、去年の春、実際に海野宿の街並みを訪ねてみた様子が冒頭の写真になります。

うだつ”のある街並みや海野格子など、海野宿ならではの見どころが随所に楽しめる大変風情ある街並みが続きますが、詳しい街並みの紹介は、次回の海野宿≪街並み編≫にて!


美しい街並みに興奮して、撮り溜めた写真が山ほどありますので、次回も乞うご期待です

ではでは~(^^

≪海野宿 基本情報≫

 所在地:長野県東御市本海野

 交通アクセス 【電車】 しなの鉄道田中駅より徒歩約30分
          【車】   上信越道東部湯の丸ICより県道81号線/国道18号線など約4㎞

 直近取材日:2015/4/18




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懐古園『三の門』とともに国の重要文化財に指定!小諸城大手門を紹介します

どうもみなさまこんばんは^^
さてさて、ここ最近はしばらく小諸の街中にある観光スポットの紹介を続けていますが、また本日も小諸市内にある観光スポットの紹介となります。

(今回が最後となりますので、どうかみなさま、もう少しだけお付き合いください…(^^;)

今回も前回同様、線路を挟んで懐古園の反対側に位置する観光スポットから小諸城大手門」について紹介していきたいと思いますので、よろしくお願いしますm(_ _)m


駅の東側にある小諸城大手門


小諸城「大手門」は、小諸市大手にある史跡です。

前回も登場した懐古園≪歴史編≫の中でも紹介した通り、『三の門』と共に国の重要文化財にも指定されている貴重な小諸城時代の遺構になりますが、例によってまずはその由緒から(^^

>>日本100名城にも選ばれている小諸城址!懐古園を紹介します(歴史編)


~小諸城「大手門」由緒~

小諸城「大手門」は、江戸時代初期の慶長17年(1612年)に建設された門になります。
懐古園の『三の門』同様、今日に残る小諸城の礎を築いたとされる初代小諸藩藩主仙石秀久の時代に建設されたものです。

江戸から大工を呼び、当時まだ珍しかった瓦葺の屋根を採用した為、「瓦門」とも呼ばれていたと言われています。

明治維新以後は、小諸城自体が小諸藩としての役目を終えるとともに、こちらの小諸城「大手門」も民間に売り払われてしまいました。
一時は、以前にも説明した通り、島崎藤村が教鞭を執った小諸義塾の仮教室として使用されたこともあったそうですが、近年までは料亭として活用されてきました。

平成3年(1991年)に大手門が小諸市に寄贈されると、平成16年(2004年)より約3年の年月をかけて小諸城「大手門」の保存修理事業が行われ、平成20年(2008年)には、江戸時代の創建当時の姿に甦りました...



小諸城「大手門」がある大手門公園


とりあえず小諸城「大手門」の由緒や歴史についてはこんな感じですが、現在では、以前に紹介した停車場ガーデンなどと併せて、大手門公園の一角として整備されています。


また、一般に懐古園小諸城と思われがちですが、小諸城の敷地は現在の懐古園の敷地よりも広く、明治21年(1888年)に当時の信越本線(=現在のしなの鉄道)のレールが敷設された為、もとの小諸城の敷地は東西に分断されてしまいました。

その為、結果的に今は小諸城「大手門」だけが懐古園と離れて、線路の反対側にポツンと取り残されたような格好となっています。


小諸市くらしかる浪漫館(現在は休館中)


...現在は休館中ですが、大手門公園の敷地には、「小諸市くらしかる浪漫館」の建物なんかも見ることが出来ますよ(^^)v


そんな小諸城「大手門」がある大手門公園は、懐古園入口から線路を跨ぐ地下道を潜れば歩いてすぐのトコロにあります。

公園の一部として整備されている小諸城「大手門」は、もちろん見学も自由に出来ますので、前回までに紹介した停車場ガーデン小諸宿本陣主屋、そして旧小諸本陣などとセットで観光するのがやはりおススメですね(^^♪

≪小諸城「大手門」 基本情報≫

 所在地:長野県小諸市大手1-5-4

 交通アクセス 【電車】 JR・しなの鉄道小諸駅より徒歩約5分
          【車】   上信越道小諸ICより県道79号線/国道141号線など約3km

 直近取材日:2015/4/18




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本陣主屋内部にて手仕事ギャラリー開館中!小諸宿本陣主屋を紹介します

どうもみなさまこんばんは^^
さてさて、本日もまた小諸の街中にある観光スポットの紹介です!

今回は、停車場ガーデンの一番奥にある小諸宿本陣主屋について紹介していきますので、よろしくお願いしますm(_ _)m


小諸宿本陣主屋


小諸宿本陣主屋は、小諸市大手にある旧小諸宿時代の史跡になります。

以前に懐古園≪歴史編≫のページでも紹介しましたが、当時、現在の懐古園を中心として小諸城の城下町を形成していた小諸の街は、同時に北国街道沿いにある宿場町としても栄えました。

>>日本100名城にも選ばれている小諸城址!懐古園を紹介します(歴史編)


そんな旧小諸宿時代の歴史的建築物として、今では停車場ガーデンの一番奥に佇む小諸宿本陣主屋ですが、今回はまず初めに、その由緒などについて紹介していくこととしましょう(^^)v


【小諸宿と小諸宿本陣主屋のお話】

小諸宿本陣主屋が建てられたのは、江戸時代後期の1700年代末から1800年代の初めと言われています。
明治時代になって、民間に売り払われた小諸宿本陣主屋は、一旦は佐久市に移築されたものの、平成9年(1997年)に現在の場所に再移築・復元されました。

ちなみに、本陣とは、参勤交代で訪れた大名などが寝泊りをする場所のことを指します。

市町の北国街道沿いには、旧小諸本陣(問屋場)がそのまま現存して残されており、こちらは国の重要文化財として指定されています。
こちらの問屋場は、宿場町から宿場町へと運ばれた荷物の中継所のような役割を果たした建物のことを指していて、大名らは、この旧小諸本陣の問屋場を通り抜けて本陣主屋に入ったと伝えられています...



とまぁ、こんな感じで非常に由緒ある小諸宿本陣主屋ですが、平成24年(2012年)6月より、4月~10月の期間限定で歴史資料館兼イベントスペースとして開館しています。

本陣主屋内部では、小諸宿に纏わる歴史資料の展示や巨大な小諸宿のジオラマなどが設置されており、奥のスペースはイベントスペースとして活用されています。


2016年の桜シーズンもハンドクラフト展は開催されました(^^)v


(ちなみに、私が去年の春にこちらの小諸宿本陣主屋を訪れた時は、ハンドクラフト展が開催されていました(^^)v)


また、このほか小諸宿本陣主屋内部の展示スペースでは、小諸の街を舞台にしたアニメ『あの夏で待ってる』の特設スペースなんかもあって、“なつまちおもてなしサロン”としてポスター展示やグッズ販売などを行っております。

開館シーズン中は、小諸周辺で活躍する手作り作家らによる「手仕事ギャラリー」も常時開設していて、なんと入館は無料!


こちらも前回の停車場ガーデンと合わせて、懐古園の散策を終えた後にでも気軽に立ち寄ってみるとイイかもしれませんね(^^♪

≪小諸宿本陣主屋 基本情報≫

 所在地:長野県小諸市大手1-6-14

 開館期間:4月1日~10月31日(※冬期間は休館)
 開館時間:10時~17時
 休館日:木曜日
 入館料:無料

 交通アクセス 【電車】 JR・しなの鉄道小諸駅より徒歩約3分
          【車】   上信越道小諸ICより県道79号線/国道141号線など約3km

 直近取材日:2015/4/18




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小諸駅前に広がる憩いの市民ガーデン!停車場ガーデンを紹介します

どうもみなさまこんばんは^^
さて、前回で懐古園の紹介は終わりましたが、引き続き春のしなの鉄道お花見散策旅行記で訪れた観光スポットについて、順番に紹介していきたいと思いますのでよろしくお願いします。

まずは、懐古園の反対側、小諸駅前に広がる停車場ガーデンについて紹介していきます!


小諸駅の東側に広がる停車場ガーデン


停車場ガーデンは、しなの鉄道およびJR小海線小諸駅前に広がる市民ガーデンです。

平成21年4月にオープンし、駅を降りるとすぐ左手に“ガーデン”が広がっています。


約370種類の木々や草花が植えられていて、四季折々に花々が咲く風景を楽しむことが出来ますが、やはり春の季節は、あちこちに咲く花達がカラフルで、みな美しいです(^^♪


停車場ガーデンでは植物の苗の販売等も行っている


また、ガーデンでは季節の花々を楽しめるだけでなく、カフェショップを兼ねた建物があり、植物の苗を購入したり食事などをしたりして楽しむことが出来ます。


中でも最近注目の食材として、ドレッシングなどにも用いられているいくさ(=エゴマ)を使った“いくさしるこ”は、地元の食材を活用した停車場ガーデンカフェの名物スイーツ!

カフェにはこのほかランチメニューなんかもあり、ドリンクメニューも充実しています。


ちなみに、停車場ガーデンは、前回まで紹介していた懐古園とは線路を挟んで反対側に位置していますが、懐古園の入口である三の門の前まで地下道が通じていて、行き来も楽々です(^^)v


懐古園を一通り散策して、歩き疲れた後は停車場ガーデンに立ち寄って、しばしのんびり休憩…

なーんていうのもイイかもしれませんね(^^


停車場ガーデンでソフトクリームを食べる


(ちなみに私も、去年の春に停車場ガーデンを訪れた際、サイクリングの戻りがてらこーんな感じのソフトクリームを注文してしまいました…(^^;)

≪停車場ガーデン 基本情報≫

 所在地:長野県小諸市相生町1-1-9

 営業時間:9時~19時(※10月~3月は9時~18時、ランチタイムは11時半~14時)
 定休日:木曜日
  ※祝祭日の場合は前日休業
  ※祝祭日、桜まつり期間中、連休、お盆の期間は休まず営業
 料金など
  名物いくさしるこ 500円ほか

 交通アクセス 【電車】 JR・しなの鉄道小諸駅より徒歩すぐ
          【車】   上信越道小諸ICより県道79号線/国道141号線など約3km

 直近取材日:2015/4/18




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プロフィール

てっぴい

Author:てっぴい
関東在住の20代。週末は専らドライブやサイクリングを楽しみながら西へ東へ。
旅先での出来事や国内各地の観光名所について気軽に綴っていきます。
(2018/1/1ついにインスタ始めました!笑
ブログで紹介した観光スポットの写真も載せております~(^^ゞhttps://www.instagram.com/cyclingtour587/)

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2015/9/23Facebookページはじめました(^^ みなさまのご訪問お待ちしております! https://www.facebook.com/cyclingtour587
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