日本海東北自転車旅行(2012/8/23~2012/8/29)!八望台編
どうもみなさまこんばんは^^
さて、今回から日付が変わりまして、日本海東北自転車旅行の第6日目の旅行記を綴っていきたいと思います!
昨日辿り着けなかった入道崎目指して、いよいよ出発して行くのですが、今日はその前に立ち寄った八望台の話になりますので、よろしくお願いします。

…
……
朝。
旅行期間中は基本テント暮らしですので、日が昇り出すと自動的に太陽にたたき起こされて目が覚める、といったシステムとなっていますが、それでも今朝はまどろみながら6時半近くまで眠っていました。
昨日は何もやることがなく相当早い時間に眠りについていたはずですので、実に12時間近くは寝ていたことになります笑
今日も爽やかな朝の空気が心地良く、清々しい夏の青空が広がっています。
さて、旅行日程第6日目、8月28日の今日は昨日断念しました入道崎目指して、いよいよ自転車をこいでいきます。
もはや慣れた手付きであっという間にテントを畳み終えると、ぼーっとしている朝の自分をたたき起こして早速出発です!
昨日戻って来た道ですから、今日はいきなりの登り坂ですが、何しろ12時間も寝ていますから体力が回復していないワケがありません(^^;
顔を歪めながら必死の形相で坂を登っていた昨日と比べると、実にスマートにアップダウンを繰り返していきます笑

やがて崖の下を下り切ったところにある男鹿水族館GAOの脇を通り過ぎると、穏やかな波打ち際が印象的な戸賀湾へと出ました。
昨日までの険しい断崖絶壁を乗り越えていくような道とはガラリと変わって、湾内はのんびりとした平坦な道が続いていきます。
…と思ったのも束の間、目の前に壁のような急斜面が立ちはだかりました(^^;
ああ、幾多の厳しい登り坂を乗り越えてようやく辿り着いた心のオアシスが…笑
とはいえ、この登り坂を登り切りませんと入道崎へは辿り着くことが出来ません!
なんだか昨日の続きのような地獄を見せられている気分ですが、私は今一度気合いを入れ直して目の前の急坂に挑戦していくのでした(^^;
戸賀の集落と山の向こう側にあたる男鹿温泉郷との間を結んでいるこちらの県道59号線は、大きなUの字のカーブを2度ほど描いて容赦なく標高を上げていきます。
ついさっきまで私がのんびりと走っていた戸賀湾があっという間に眼下の景色になりました。
朝っぱらから大変ヘビーな登り坂にチャレンジしている私ですが、今日は入道崎へ向かう前に立ち寄っておきたい観光スポットがありました。
名前を八望台と言いまして、男鹿半島の景色を360度一望出来ると噂のビュースポットです。
戸賀トンネルを抜けて今まさに私が曲がろうしている道は、今登って来た道とは比べ物にならないほどの激坂となっていて、ちょっとの寄り道で済むかどうか怪しい雰囲気を醸し出していますが、ここは気にしないフリをして、構わず進んでいきます(^^;
…
……
ぜえはあぜえはあ。
○| ̄|_
気がつけば自転車を降りて立ち止まり、うつむいたまま動けませんでした(^^;
ものすごい急傾斜は決して気のせいなんかではなく、前も後ろも一番軽いギアで思いっきりペダルを踏むのですが、まともに真っ直ぐ進めないほどの激坂です。
昨日の男鹿西海岸の悪夢再来か。
あまりの急坂を前に、出発して1時間足らずで早くも心が折れそうになっていた私ですが、それでもなんとかトンネルの真上を走っている県道121号線まで辿り着くことが出来ました。
あとはもうこの県道121号線を真っ直ぐ2kmほど進めばゴールなのですが、その2kmがなんと遠いこと遠いこと…(^^;
初め軽く下った後は、県道121号線も基本はずーっと登り坂です。
次第に強烈さを増す夏の日差しに汗を滴らせながらじりじりじりじりと進んでいきます。
時折、サイクルコンピューターに目をやりながら0.1kmずつ確実に前に進んでいることを確かめて、私はようやく八望台へと辿り着きました。
着いたー!
戸賀湾からここに至るまでずーっと続く登り坂に耐え、苦労の末ようやくゴールまで辿り着いた感動の気持ちが湧きあがって来るのと合わせて、昨日あのまま今日と同じコースを辿って入道崎まで行かなくて本当に良かった…という安堵の気持ちが押し寄せて来るのでした笑

さて、八望台はその名前の通り、男鹿半島の景色を360度ぐるっと見渡すことの出来るビュースポットとなっていますが、中でも戸賀湾の方向を眺める景色は絶景です!
美しい戸賀湾の向こうに広がる日本海の景色を楽しむことが出来るほか、手前には二ノ目潟と呼ばれる火山の水蒸気爆発によって形成された珍しい“マール(爆裂火口)”という火山湖を見ることが出来ます。
戸賀湾は日本海と繋がっていますが、実は戸賀湾も周辺にある一ノ目潟、二ノ目潟、三ノ目潟などと同様に“第4の火山湖”であると言われていたりするんです!
八望台からはそのほか、男鹿半島の最高峰となる本山(標高715m)の雄大な山並みや遠く北東の方角には世界遺産である白神山地の様子なんかも望むことも出来ますよ(^^♪
戸賀湾の素晴らしい絶景と八望台からの眺めを存分に満喫した私は、いよいよ男鹿半島最北端となる入道崎目指して、元来た道を引き返して自転車をこいで行くのでした…
―続く
いやぁ~、朝起きて日付が変わってもやっぱり登り坂ですね!
当ブログでも自転車で峠に登ろう!企画をやったり、そんなに登り坂が好きなのか!?と言われれば極力登り坂は回避したい派の管理人なのですが、展望台からは素晴らしい景色が一望!!なーんて言われるとつい、ね…(^^;
さて、長くなりましたが次回はいよいよ入道崎編になります!
旅の目的地が近づき、いよいよ旅行記もクライマックスとなりますが、引き続き日本海東北自転車旅行をお楽しみください(^^♪
ではでは~
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さて、今回から日付が変わりまして、日本海東北自転車旅行の第6日目の旅行記を綴っていきたいと思います!
昨日辿り着けなかった入道崎目指して、いよいよ出発して行くのですが、今日はその前に立ち寄った八望台の話になりますので、よろしくお願いします。

…
……
朝。
旅行期間中は基本テント暮らしですので、日が昇り出すと自動的に太陽にたたき起こされて目が覚める、といったシステムとなっていますが、それでも今朝はまどろみながら6時半近くまで眠っていました。
昨日は何もやることがなく相当早い時間に眠りについていたはずですので、実に12時間近くは寝ていたことになります笑
今日も爽やかな朝の空気が心地良く、清々しい夏の青空が広がっています。
さて、旅行日程第6日目、8月28日の今日は昨日断念しました入道崎目指して、いよいよ自転車をこいでいきます。
もはや慣れた手付きであっという間にテントを畳み終えると、ぼーっとしている朝の自分をたたき起こして早速出発です!
昨日戻って来た道ですから、今日はいきなりの登り坂ですが、何しろ12時間も寝ていますから体力が回復していないワケがありません(^^;
顔を歪めながら必死の形相で坂を登っていた昨日と比べると、実にスマートにアップダウンを繰り返していきます笑

やがて崖の下を下り切ったところにある男鹿水族館GAOの脇を通り過ぎると、穏やかな波打ち際が印象的な戸賀湾へと出ました。
昨日までの険しい断崖絶壁を乗り越えていくような道とはガラリと変わって、湾内はのんびりとした平坦な道が続いていきます。
…と思ったのも束の間、目の前に壁のような急斜面が立ちはだかりました(^^;
ああ、幾多の厳しい登り坂を乗り越えてようやく辿り着いた心のオアシスが…笑
とはいえ、この登り坂を登り切りませんと入道崎へは辿り着くことが出来ません!
なんだか昨日の続きのような地獄を見せられている気分ですが、私は今一度気合いを入れ直して目の前の急坂に挑戦していくのでした(^^;
戸賀の集落と山の向こう側にあたる男鹿温泉郷との間を結んでいるこちらの県道59号線は、大きなUの字のカーブを2度ほど描いて容赦なく標高を上げていきます。
ついさっきまで私がのんびりと走っていた戸賀湾があっという間に眼下の景色になりました。
朝っぱらから大変ヘビーな登り坂にチャレンジしている私ですが、今日は入道崎へ向かう前に立ち寄っておきたい観光スポットがありました。
名前を八望台と言いまして、男鹿半島の景色を360度一望出来ると噂のビュースポットです。
戸賀トンネルを抜けて今まさに私が曲がろうしている道は、今登って来た道とは比べ物にならないほどの激坂となっていて、ちょっとの寄り道で済むかどうか怪しい雰囲気を醸し出していますが、ここは気にしないフリをして、構わず進んでいきます(^^;
…
……
ぜえはあぜえはあ。
○| ̄|_
気がつけば自転車を降りて立ち止まり、うつむいたまま動けませんでした(^^;
ものすごい急傾斜は決して気のせいなんかではなく、前も後ろも一番軽いギアで思いっきりペダルを踏むのですが、まともに真っ直ぐ進めないほどの激坂です。
昨日の男鹿西海岸の悪夢再来か。
あまりの急坂を前に、出発して1時間足らずで早くも心が折れそうになっていた私ですが、それでもなんとかトンネルの真上を走っている県道121号線まで辿り着くことが出来ました。
あとはもうこの県道121号線を真っ直ぐ2kmほど進めばゴールなのですが、その2kmがなんと遠いこと遠いこと…(^^;
初め軽く下った後は、県道121号線も基本はずーっと登り坂です。
次第に強烈さを増す夏の日差しに汗を滴らせながらじりじりじりじりと進んでいきます。
時折、サイクルコンピューターに目をやりながら0.1kmずつ確実に前に進んでいることを確かめて、私はようやく八望台へと辿り着きました。
着いたー!
戸賀湾からここに至るまでずーっと続く登り坂に耐え、苦労の末ようやくゴールまで辿り着いた感動の気持ちが湧きあがって来るのと合わせて、昨日あのまま今日と同じコースを辿って入道崎まで行かなくて本当に良かった…という安堵の気持ちが押し寄せて来るのでした笑

さて、八望台はその名前の通り、男鹿半島の景色を360度ぐるっと見渡すことの出来るビュースポットとなっていますが、中でも戸賀湾の方向を眺める景色は絶景です!
美しい戸賀湾の向こうに広がる日本海の景色を楽しむことが出来るほか、手前には二ノ目潟と呼ばれる火山の水蒸気爆発によって形成された珍しい“マール(爆裂火口)”という火山湖を見ることが出来ます。
戸賀湾は日本海と繋がっていますが、実は戸賀湾も周辺にある一ノ目潟、二ノ目潟、三ノ目潟などと同様に“第4の火山湖”であると言われていたりするんです!
八望台からはそのほか、男鹿半島の最高峰となる本山(標高715m)の雄大な山並みや遠く北東の方角には世界遺産である白神山地の様子なんかも望むことも出来ますよ(^^♪
戸賀湾の素晴らしい絶景と八望台からの眺めを存分に満喫した私は、いよいよ男鹿半島最北端となる入道崎目指して、元来た道を引き返して自転車をこいで行くのでした…
―続く
いやぁ~、朝起きて日付が変わってもやっぱり登り坂ですね!
当ブログでも自転車で峠に登ろう!企画をやったり、そんなに登り坂が好きなのか!?と言われれば極力登り坂は回避したい派の管理人なのですが、展望台からは素晴らしい景色が一望!!なーんて言われるとつい、ね…(^^;
さて、長くなりましたが次回はいよいよ入道崎編になります!
旅の目的地が近づき、いよいよ旅行記もクライマックスとなりますが、引き続き日本海東北自転車旅行をお楽しみください(^^♪
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