日本100名城にも選ばれている小諸城址!懐古園を紹介します(歴史編)
どうもみなさまこんばんは^^
さてさて、4月もあっという間に終わり、今日から5月のスタートですね!
すでに先月の昭和の日から、GWに突入している方も多くいらっしゃるかと思いますが、「日本全国旅そうだんBlog」では引き続き、小諸市にある懐古園について紹介していきますので、よろしくお願いしますm(_ _)m
桜まつりの期間を見事にギリギリまで使い果たしましたが、今回は懐古園≪歴史編≫です。
(少し早い大型連休をいただいた分、5月は頑張らねば…)
どこからか心の声が聞こえて来たような気がしなくもないですが…(^^;
それでは、早速どうぞ!

前回は、懐古園の桜について焦点を当てて紹介して来ましたが、今回は懐古園の歴史に関するお話です。
さて、懐古園は冒頭のタイトルでも紹介しております通り、もとは小諸城址として日本100名城にも選ばれている城跡になります。
起源は、平安時代~鎌倉時代にかけてと言われておりますが、現在のような城跡の遺構が残る形として本格的に整備されたのは、初代小諸藩藩主の仙石秀久の時代とも言われています。
戦国時代には、かの有名な武田信玄の名軍師として仕えた山本勘助の手によって、より守りの強固な城にされたとの言い伝えも残り、全国的にも珍しい市街地よりも標高が低い『穴城』です。
豊臣秀吉から天下統一の意志を引き継いだ徳川支配の時代には、小諸藩の藩庁が置かれ、歴代の譜代大名らによって統治されました。
中でも、元禄時代に越後与板藩より牧野氏がその統治を引き継いだ後は、以降廃藩置県となるまで約170年間牧野氏による統治が続きました。
その後、江戸時代が終わり、小諸城が藩庁としての役目を終えると、本丸跡に懐古神社が建設され、歴史ある史跡であるとともに“懐古園”として、近代的な公園となったのです…
とまぁ、懐古園の大まかな歴史に関してはこんな感じになりますが、後は園内に残る遺構の数々ついて少々(^^
~仙石氏統治時代に築かれた国指定の重要文化財・三の門~


お花見編でも紹介した懐古園入口・三の門。
懐古園では、駅の反対側に残る大手門と合わせて、国の重要文化財に指定されている小諸城の遺構になります。
こちらの三の門も先に紹介した仙石氏時代に建てられた建造物ですが、寛保2年(1742年)に発生した千曲川の大洪水により、一旦は消失しています。
現在の三の門は、その後の明和年間に再建されたものであると言われています。
門の正面には、徳川宗家十六代当主であり、版籍奉還によって静岡藩知事などを務めた徳川家達の書が額に収められています。
~野面石積(のづらいしずみ)の石垣が残る天守台~

懐古神社の裏手、本丸跡に残る天守台。
今はこちらの天守台に建造物は残りませんが、やはり仙石秀久の時代には桐紋の金箔押瓦を用いた三層の天守閣が備えられていました。
その後、天守閣は寛永3年(1626年)の落雷により焼失し、幕府の許しを得ることが出来ないまま以降再建することは叶いませんでした。
そのような経緯があり、現在は石垣だけが残っていますが、馬場から見上げる天守台の石垣はかなりの迫力がありますね(゜o゜)
…懐古園を巡る歴史の旅はいかがでしたでしょうか!?
花見や紅葉の名所としても素晴らしい懐古園。
美しい景色と合わせて、こうした歴史的遺構に思いを馳せながら散策してみるのもまた楽しいかもしれませんね!
さて、次回も懐古園に関する記事を綴っていきたいと思うのですが、ラストは懐古園≪施設編≫をお届けしたいと思いますので、よろしくお願いします(^^
ではでは~
≪懐古園 基本情報≫
所在地:長野県小諸市丁311
開園時間:8時半~17時(※動物園は8時半~16時半、遊園地は9時~17時)
休園日
3月中旬~11月末:無休
12月~3月中旬:毎週水曜日、年末年始(※遊園地は冬季休業)
料金
共通券
個人 大人500円 中学生以下200円
団体(20名以上) 大人400円 中学生以下150円
※共通券は、懐古園内散策、動物園、藤村記念館、徴古館、小山敬三美術館、
小諸義塾記念館の利用を含む
散策券
個人 大人300円 中学生以下100円
※散策券は、懐古園内散策、動物園のみの利用
交通アクセス 【電車】 JR・しなの鉄道小諸駅より徒歩すぐ
【車】 上信越道小諸ICより県道79号線/国道141号線など約3km
直近取材日:2015/4/18
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桜まつりの期間を見事にギリギリまで使い果たしましたが、今回は懐古園≪歴史編≫です。
(少し早い大型連休をいただいた分、5月は頑張らねば…)
どこからか心の声が聞こえて来たような気がしなくもないですが…(^^;
それでは、早速どうぞ!

前回は、懐古園の桜について焦点を当てて紹介して来ましたが、今回は懐古園の歴史に関するお話です。
さて、懐古園は冒頭のタイトルでも紹介しております通り、もとは小諸城址として日本100名城にも選ばれている城跡になります。
起源は、平安時代~鎌倉時代にかけてと言われておりますが、現在のような城跡の遺構が残る形として本格的に整備されたのは、初代小諸藩藩主の仙石秀久の時代とも言われています。
戦国時代には、かの有名な武田信玄の名軍師として仕えた山本勘助の手によって、より守りの強固な城にされたとの言い伝えも残り、全国的にも珍しい市街地よりも標高が低い『穴城』です。
豊臣秀吉から天下統一の意志を引き継いだ徳川支配の時代には、小諸藩の藩庁が置かれ、歴代の譜代大名らによって統治されました。
中でも、元禄時代に越後与板藩より牧野氏がその統治を引き継いだ後は、以降廃藩置県となるまで約170年間牧野氏による統治が続きました。
その後、江戸時代が終わり、小諸城が藩庁としての役目を終えると、本丸跡に懐古神社が建設され、歴史ある史跡であるとともに“懐古園”として、近代的な公園となったのです…
とまぁ、懐古園の大まかな歴史に関してはこんな感じになりますが、後は園内に残る遺構の数々ついて少々(^^
~仙石氏統治時代に築かれた国指定の重要文化財・三の門~


お花見編でも紹介した懐古園入口・三の門。
懐古園では、駅の反対側に残る大手門と合わせて、国の重要文化財に指定されている小諸城の遺構になります。
こちらの三の門も先に紹介した仙石氏時代に建てられた建造物ですが、寛保2年(1742年)に発生した千曲川の大洪水により、一旦は消失しています。
現在の三の門は、その後の明和年間に再建されたものであると言われています。
門の正面には、徳川宗家十六代当主であり、版籍奉還によって静岡藩知事などを務めた徳川家達の書が額に収められています。
~野面石積(のづらいしずみ)の石垣が残る天守台~

懐古神社の裏手、本丸跡に残る天守台。
今はこちらの天守台に建造物は残りませんが、やはり仙石秀久の時代には桐紋の金箔押瓦を用いた三層の天守閣が備えられていました。
その後、天守閣は寛永3年(1626年)の落雷により焼失し、幕府の許しを得ることが出来ないまま以降再建することは叶いませんでした。
そのような経緯があり、現在は石垣だけが残っていますが、馬場から見上げる天守台の石垣はかなりの迫力がありますね(゜o゜)
…懐古園を巡る歴史の旅はいかがでしたでしょうか!?
花見や紅葉の名所としても素晴らしい懐古園。
美しい景色と合わせて、こうした歴史的遺構に思いを馳せながら散策してみるのもまた楽しいかもしれませんね!
さて、次回も懐古園に関する記事を綴っていきたいと思うのですが、ラストは懐古園≪施設編≫をお届けしたいと思いますので、よろしくお願いします(^^
ではでは~
≪懐古園 基本情報≫
所在地:長野県小諸市丁311
開園時間:8時半~17時(※動物園は8時半~16時半、遊園地は9時~17時)
休園日
3月中旬~11月末:無休
12月~3月中旬:毎週水曜日、年末年始(※遊園地は冬季休業)
料金
共通券
個人 大人500円 中学生以下200円
団体(20名以上) 大人400円 中学生以下150円
※共通券は、懐古園内散策、動物園、藤村記念館、徴古館、小山敬三美術館、
小諸義塾記念館の利用を含む
散策券
個人 大人300円 中学生以下100円
※散策券は、懐古園内散策、動物園のみの利用
交通アクセス 【電車】 JR・しなの鉄道小諸駅より徒歩すぐ
【車】 上信越道小諸ICより県道79号線/国道141号線など約3km
直近取材日:2015/4/18
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